【ピッコロカーズの原点】
若い頃、アウトビアンキA112juniorを3台乗りました。私の原点です。
アバルトではないことが、現在のピッコロカーズのコンセプトにつながっています。
何に惚れたかと言えば、ヒラヒラと軽く纏うような乗り味と、生身の人間の感性が行き届く範囲での振る舞いを持った「移動の自由さ」を感じる事でありました。
例えるなら、素肌に纏いたくなるコットンのシャツやスニーカーのような普段着感。これがクルマでの移動という作業を、自由で楽しいスポーツを楽しむような気分にさせてくれたものです。
当時、どのクルマより軽く、そして、自分が頑張るという感覚の延長線上にあるような加速感が心地よく「自転車と自動車の中間にあるノリモノ」と評したりして、なかなか言い得て妙だなと、ほくそ笑んでおりましたっけ。
さて、ピッコロカーズを開店して、最初に看板グルマとして導入し、活躍してくれたのは、フィアット126でした。コレはまた見事なまでの「自転車以上、自動車未満」なノリモノでした。
初代看板娘は名古屋に嫁ぎ、今も元気に走り回っております。私は、126にA112jr.の面影を感じつつ、自走で名古屋まで出掛けましたが、その達成感は、マウンテンバイクで王滝の山道を42km走りきった時以来の達成感で「自分と126がチカラを合わせた成果」であり、「クルマで名古屋に来た」という事とは明らかに違う行為でした。
今、ピッコロカーズには、A112と126が同時にございます。
私の原点と、ピッコロカーズの原点であります。
126に乗ると、A112ですら大きく感じますね。
どちらのピッコロカーも、現代では生まれようのない「軽さ」が信条です。
A112は650kg、
126は620kgです。
ちなみに、現行のフィアット500は1.2のMT車で990kg。
時代の変化は、自転車以上、自動車未満の乗り味をもたらす軽くて小さいノリモノを淘汰してしまったのですね。。それはしかたのない事です。
でも、この、等身大の軽いジドウシャというノリモノを、一つの独立したカテゴリーにしてみたいと思うほどに、軽いジドウシャというものはノリモノの価値として独特の魅力を放つのです。
今、ピッコロカーズで新車販売をしている三輪電気自動車「エレクトライク」は430kg。私が、エレクトライクの魅力に惹かれ新車販売代理店をしているのは、現代の「自転車以上、自動車未満」というノリモノを感じるからです。
私のイメージする軽いジドウシャというジャンルは、パーソナルモビリティビークルへと様式を変え、新たなる「自転車以上、自動車未満」というノリモノの可能性を示してくれているのかもしれません。
ピッコロカーズが伝えたいのは、このような軽さの際立つノリモノのもたらす移動の楽しさなのかもしれませんね。
そんな意味で、軽い≒小さいクルマを普段履きする生活の楽しさをご提供して参りたいと思います。
(エレクトライクの物件情報)
http://bit.ly/2burJHB
(FIAT126の物件情報)
http://bit.ly/2burLzo
(AutobianchiA112の物件情報)
http://bit.ly/2burMDh
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