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10.82018
VW LUPO GTI 入荷しました!
VWのGTIってだけで特別ですよね
ピッコロカーズはイタフラ車のイメージが強いのですが、ドイツ車といえばVWが大好きです。店主も未だに9N型ポロを所有しております。(お休み中ですが)
ドイツのホットハッチと言えば「GTI」と相成りますが、その名の通りグランドツーリング・・・というか、アウトバーンを疾走する事を得意とした車作りはイタフラ車とは違う趣きです。
速度差の大きなクルマの流れの中をくぐり抜けるようにダイナミックに加減速し、刻々と変化する相対的な速度差を見極め、自分が選ぶべき車線を威風堂々と行き来しながらスピードをコントロールするという動作を、極めて連続的にハイスピードで繰り返しながら数百キロをひとっ飛びするという環境において、安心してその運転動作を行うことが必須条件となるドイツ車の土俵を考えると、小さな車体で元気なクルマをこしらえようと思ったときにも「GT」を名乗る意味がよくわかります。
そしてGT +「I」の一文字に、「単なるグランドツーリングじゃないんです」というメッセージがあるであろうことは、名車ゴルフの「GT」と「GTI」のキャラクターをイメージするとなんとなく分かる・・・気がします。
とにかく、アルプスで元気なイメージはRSやSTに譲ったとしても、VWでGTIを名乗るクルマは、欧州流儀のグランドツーリングにサムシングが加わったスタイルを示していて、その「I」の部分が示す魅力が実に奥ゆかしく、
「知りたい」・・「知れた気がする」・・「イヤイヤ!まだ奥があった!」
という、チョイノリで語られてたまるか!!!というクルマの声が聞こえてきそうな深い深い意味のある「I」であることが、このクルマの魅力を示していることに疑いの余地はまるで無いと思うんであります。
馴染んで思い知るミニマムGT+「I」
ルポGTIは、ご試乗頂いてもそんなにドキドキ・ワクワクしないと思います。
思ったより「ソツのない良きクルマだな」という感触で、試乗は終了~。
クルマをよく知っておられるベテランの皆様が「ん?この先に何があるんだ?知りたいぞ・・」と感じる類のクルマなんです。
しかし、毎週・毎日、このクルマに乗ると、いつしか不思議な感触に包まれ、惚れ込んでしまっていることに気づきます。ドキドキとか、ワクワクとかじゃないんです。平常心拍数でクルマに接し、身体が馴染んで頭を使わずに操作できる様になってから・・・そこから始まるんです。クルマと自分のリンケージが。
どうしても、「I」の魅力をうまく一言で伝える術が見つからないのですが、身体がクルマに馴染みきったときに、アウトバーンをイメージしつつ、日本の道路で求められる所作よりも少しダイナミックな加減速やレーンチェンジをしてみたときに、何かが開花します。
「このスピードでこんな動きをしてもオレ、平常心だ・・・・」
この凄さなんです。GTIの魅力は。そこに気づいた時点から、GTIの魅力を探求し始めます。それは1年や2年ではたどり着かない、深く、永い、魅力探求の静かなる旅路なんです。
「GTなら分かる。でも、このクルマには「I」がある。なんなんだろうこの「I」は?!」
例えるなら「GT」だと何も起きずに淡々と長距離移動をこなしていくイメージ。
「GTI」は「GT」の平静よりも少しアップテンポにココロに響くんです。。心地よく末永く。。
ずーーーーっと探求してます。でも、少なくとも私は、未だに「I」の魅力を的確にお示し出来ないでいます。ただのGT(グランドツーリング)ではない「I」の魅力。やむを得ず、この様な長文にならざるを得ない、不思議な魅力なわけですね。
クラシックやジャズのリズムで疲れ知らずの長距離クルージングを嗜むのがGTならば、GTIはボサノバくらいのリズムで、同様に疲れ知らずの舞いを楽しみつつ、一つ上のクラスのクルマを置いていくというほくそ笑んじゃうようなサムシングがあるんですね。
コレを、ゴルフより、ポロより更にミニマムサイズで実現したクルマ。それがルポGTIというクルマなんです。
1オーナー 充実整備の良質車です。
さて、久しぶりに入荷したこのルポGTI、かなりおすすめです。
・充実内容が記載された整備記録付きのワンオーナー車
・オーナー氏より直接仕入れの安心感
・塗装がグッドコンディション
・内装もグッドコンディション。ベタつきも、ウキも、垂れもないです
・エンジン快調!
・足もしっかり!
・ボンネット、Fフェンダー、ドアがアルミ製の前期版!
(オイルにじみと、持病のリアスポイラー塗装ハゲあり)
この様に、全体的に荒れてないGTIはもはや貴重な気がします。
ルポGTIはなが~く乗られる事が多く、過走行の個体も多いですが、大切に積み重ねられた9.3万キロはまだまだ現役真っ盛りでオススメできます!
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