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ザ!ピッコロカー(ズ)!と言えば フィアット126(特に軽)

ご存知の方も一定数いらっしゃると思いますが、フィアット126というクルマは、ピッコロカーズの創業期に、当店のイメージを指し示すアイコンとして活躍してくれた、相棒のようなクルマなんです。



「日本に車の楽しみ再インストール」という事業理念とFIAT126をレイアウトしたビジュアルをたくさん作ってPRに活用しましたし、今でも店頭に飾る”のぼり”もピッコロカーズのフェイスブックページプロフィール画像も126です。

主力商品がフィアット500となってもフィアット126のアイコンは生き続けています
facebook profile

そもそも、この126というクルマが大好きなことに理由を連ねるのはヤボなんですが、マニアックなようでいて、クルマの歴史やら優劣を全力で語らうような気にさせない感じがすごくハマるんですね。実にウチらしいと思うんです。
「王道 からのハズしワザ感」がカッコいい。
「ダサかっこいい」という言葉がちょっと着目されてて、20年も使い続けてるコッチはその言葉を発するのが嫌になっちゃってるので、あえて別の言葉で申しましょう。

126の魅力は「洒落ぼったさ」にあり、ピッコロカーズらしさの方程式もまさしく「洒落ぼったいハズしの美学」にあるのです。それを紐解いてみたいと思います。ちなみに「洒落てる」と「野暮ったい」をミックスした造語です。

注)意味がわからない方は、スルーして頂いて結構です。慣れてます。。。

FIAT126が代弁してくれること

ピッコロカーズが、なんでこんなにFIAT126に惹かれ続けているかと申しますと、当店のフィロソフィーをさらっと指し示している感じの唯一無二感が際立ってるからなんですね。
文字で書くと暑苦しくなっちゃうような部分を、ちょこんとした佇まいでアイコン化してくれる感じなんですよね。

例えば
『運転する楽しさを、ピッコロカーでもう一度呼び覚ます』
・・・という事業の目的とか、
『イキな「ハズシ」で、着飾るよりも着崩す感覚のカーライフ』
・・・みたいな、正統派マニア思考からの脱却と右脳的感覚的カーライフを提案する、ピッコロカーズ流クルマ好きのスタイルなどを伝えて行きたいのですが、ピッコロカーズが発信するこの様なメッセージを体現するのにピッタンコなんです。一生懸命に多くを語らずとも、このクルマを眺めているだけで、伝えたいことを右脳に直接語りかけてくる感じがします。

例えば

「クルマ好きよ、机上で語らうことをやめ、自分なりの等身大プレジャーを満たすカーライフを唯我独尊に実践せよ!」

という私の本音メッセージを、文字にすると炎上必至ですが、実際に126に乗って自分流儀のスタイルを魅せるだけで、見る者に多くの気付きを与えてくれるような、そんなイメージです。何をやってもストイックに見えない感じがカッコいいと思うんですよねー。やっぱり126がピッコロカーズの代弁者・・・ならぬ代弁車なのは揺るがないですね。


想いが伝わり、素敵な126買い取らせていただきました♪

この様な想いがお客様に伝わったのかどうなのか・・・・このたび、久しぶりにフィアット126を買い取りさせていただきました。
1999年製造のポリスキーモデルをメッキバンパーにコンバージョンした走行7万キロのこの個体、魅惑の軽登録車です。
奥様に決裁をもらうのに、「軽自動車なんだけど・・・」という事実は強力な武器になることでしょう。
オーナー氏は、このクルマを毎日アシにされていて、その証拠にこの個体、生き生きとした現役感に満ちております。

それにしても、実際に126をアシに使うというその感覚が本当にカッコいいですね!見習わなくちゃ。最近、移動のアシにタントやインサイトを使いがちな自分に”喝!”であります。

それとこのクルマ、整備記録は23枚もございまして、目を通して気づきました。
「〇〇モータースで整備してた個体なんですね!!」思わず歓喜の声を上げ、査定価格が上昇したのはここだけの話。
実は〇〇モータースは、以前FIAT600の整備でお世話になった、知る人ぞ知るオールドフィアットの名医なんです。
確かに聞いたことある。「ウチも126のお客様がいますよ・・・」って社長言ってました。そうか、その個体だったんだ。。縁を感じますねー。その瞬間、何が何でもウチで仕入れたい!!と思いました。

さて、そのフィアット126、グーネットに掲載しましたので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

オーナーに約束しました。
「必ず、大切にしてくれる新オーナーへと引き継ぎます」・・と。

この記事を見て頂いた方の中から、良き出会いが生まれてくれたら嬉しいです。

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