予防整備がクルマと人を幸せにします。
チャチャチャアズールの1.4POP入荷予定です。
この色、好きなんですよね。。
前オーナーさんは、高額整備が同時多発してしまい、泣く泣く手放されるのですが、オーナーさんに変わり、きっちり直して、安心して乗れる状態にした上で、新しいオーナーさんに引き継げるようにしたいと思います。
このように、救済できる個体はなるべく救済したいと思って取り組んでいますが、商品化コストと相場の関係で、残念ながらどうしても復活させてあげられない個体も結構あるんですよね。。
だから、その分の思いも込めて、きっちり直して元気に走らせてあげたいと思います。
予防整備を怠ったクルマは、時として一気に修理費がかかってきて、オーナーの愛情をもってしても、泣く泣く手放すしか無い・・なんてことが多々あります。
その様な個体を復活させて、元気に走り出させてあげることと、新しいオーナーさんに、安心して楽しんでいただくことは、中古車販売店の大きな意義なんだと思います。
まずはデュアロジックのオーバーホールが完了しました。
テスト走行しましたが、いやいやまだまだ、もっとたくさん走り回らなければいけないクルマだと思いました。
現在8万キロの手前。少なくともこの倍の距離は走らせてあげたいなと思いました。
ちなみにピッコロカーズはアンダーパワーなピッコロカーで街中を楽しく走り回ってほくそ笑む、プアパワーイズムという500の楽しみ方を提唱させて頂いておりますので、1.2をお取り扱いすることが多いものですから、1.4の販売は珍しいんですよ。
でも、もちろん1.4が嫌いなわけじゃなくて、小型で昔ながらのツインカムらしい回り方をする、ホットハッチには最適なパワーユニットだと思っています。
1.4に乗ると、NAのホットハッチの良さをしみじみ感じます。これをちょっとだけいじってNAのアバルトがあっても良いのになって思います。
毎日69馬力を乗り回しているので、私にとっての100HPは速い速い!
実は古典的なホットハッチを仕立てるのには1.4のパワーユニットはピッタリなんですよね。残すべき名車だと思います。
さて、タイベル、クラッチシステム、内装クリーニング、ホイールリペア、などなどなど、やることはまだまだありますが、先行してグーネットに掲載致しますので、気になる方はお問い合わせ下さい。
良い車に仕上げます。
その上で、新しいオーナーさんとは、一緒になって壊さないための整備計画を立てながらお付き合いしたいと思います。
予防整備は、一つの愛情の形なんだと思います。
10年以上経ったフィアットを救済するには、我々のような業者は収益に縛られてしまうため限界があるんです。
オーナーの愛こそが、庶民の名車を伝え残す手段です。
ですから、なるべく投資を分散させながら、愛情の続く限りハッピーに乗り続ける為のご意見番として、お役に立てる存在になりたいと思います。
フィアットは、そうやって乗り続ける価値がある・・・というか、そうしたくなる愛情が湧くクルマだと思うんです。
「投資分散型予防整備」の実行が大事なんです。
昔はクルマ好きが多かったので、予防整備について、お客様との共通認識の中でお付き合いできましたが、現代は人とクルマの関係性が変化していますからね。
ご存じなくても仕方がないと思います。
ですから、予防整備の大切さを理解していただくこともセットでクルマを販売しないといけませんよね。
現代のカーライフ提供型中古車販売店(特に輸入車)の役目だと思います。
物販の感覚で営んじゃいけませんよね。
それにしても、
対処療法より予防医療・・・人もクルマも同じなんですよね。
私も、クルマの事エラそうに言う前に、自分の身体の予防整備しないと家族に怒られますね。。
反省です。