FIAT500やパンダのデュアロジック故障修理を通常価格の半額以下でオーバーホール出来ます！

デュアロジックの修理費用を抑えたくて、このページに来られた皆様のお力になりたいと思っております。

デュアロジックは
故障しても安く直せます

アッセンブリ交換の半額で直せます！

ご好評を頂いております、デュアロジック　オーバーホール修理メニューですが、原価高騰等の理由により価格を改定させていただきました（2023.11月より）

また、整備業者様からのお問い合わせも大変多く頂いており、業者様向けのメニューもご用意させていただいております。
オーナー様も業者様も、先ずは、以下の内容をご覧頂き、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

デュアロジックオーバーホールの価格説明 — フィアットのデュアロジックオーバーホールをした時の値段

デュアロジック修理の現状について

フィアット500を始め、パンダ、プント、ランチア&クライスラー・イプシロン等に搭載されているデュアロジックシステムの故障原因の多くは、オイル漏れがソレノイドやセレクトセンサのカプラ部分に及ぶことで起きる、電気的な不具合と、オイルシールの劣化による内部油圧制御不良です。
この症状の改善には、一般的に各ユニットのアッセンブリ交換が必要とされ、大変高額な整備代が発生してしまします。
例えば、2024年01月現在、主なユニットの部品代は以下のような値段となっています。

主なデュアロジックシステムの部品定価（価格は適時改定されます）

デュアロジックAssy：250,000円／税込：275,000円
メカニカルユニット：180,000円／税込：198,000円
バルブユニット：190,000円／税込：209,000円
ポンプユニット：190,000円／税込：209,000円

お客様の声をお聞きしていますと、予防整備の観点からか、故障原因の違いがあっても、デュアロジックAssy交換が必要と診断される事が非常に多い様です。
上記の部品代に加え、脱着工賃や診断料、オイル代などが発生しますので、そうなると30万円近い見積が提示される事となり、それに驚いたお客様から沢山のお問い合わせを頂いております。

ピッコロカーズでは、
愛すべきフィアットの変速システムであるデュアロジックが、オーナーの不安や負担にならないように。これからフィアットに乗る人達にとってのハードルにならないように。フィアットを諦めずに楽しんで頂くためのメニューをご用意させて頂いております。

オイル漏れによるデュアロジックの変速動作不良を修理で直します。

そこで、デュアロジックの故障原因となる、各ユニットのオイル漏れ対策としてのオーバーホール修理を行うことで、故障を安価に直すとともに、将来の故障可能性に対する予防整備としてもご検討頂けるような価格設定をしております。

ピッコロカーズのデュアロジックOH価格（2023.11改定）

メカニカルユニットOH：80,000円／税込：88,000円
バルブユニットOH　　：80,000円／税込：88,000円
ポンプユニットOH　　：60,000円／税込：66,000円
変速機構OH（１+２）：110,000円／税込：121,000円
フルOH（１+２+３) ：130,000円／税込：143,000円

上記の他、デュアロジックオイル代3,300円など付帯費用が発生致します。

ご覧の通り、症例が最も多いメカニカルユニットのOHで88,000円となります。
前述の通り、他社様でASSY交換と診断された内容を、上記１だけの作業で改善できるケースも多々ございますので、その場合は1/3の費用で修理出来るという事になるわけです。

但し、メカニカルのOHで済むケースでも、今後の予防整備を含めて、フルオーバーホールを推奨し、実施して頂くケースが圧倒的に多いです。
この場合は、デュアロジックオイル交換とあわせて146,300円（税込）となります。

オーバーホールの対象であるオイル漏れ部分以外にも不具合原因があるケースでは、上記に追加して個々の部品を新品に交換する事が必要になる場合もございます。
付帯する部品価格は以下のようなものです。（価格は適時改定されます）

アキュームレータ：33,000円／税込：36,300円
セレクトセンサ　：40,000円／税込：44,000円
シフトセンサ　　：40,000円／税込：44,000円
クラッチセンサ　：40,000円／税込：44,000円
カムソレノイド　：74,000円／税込：81,400円
シフトソレノイド：103,000円／税込：113,300円
クラッチソレノイド：103,000円／税込：113,300円　　　など

ちなみに、上記センサ&ソレノイド類が、複数同時に故障を起こすことは考えにくいですが、仮に全ての付帯部品もOHと同時に交換するとすれば、オーバーホール修理の価格メリットが無くなります。当店においても新品のアッセンブリ交換の方が安くなると判断した場合はASSY交換を選択致します。

オーバーホールの内容

デュアロジックのオイル漏れ箇所について

「オイル漏れ」と言っても、エンジンオイルなどとは違い、オイルが下に垂れて跡が出来るという様な状態を問題視している訳ではありません。
上の写真のように、ユニットの内部を伝って配線カプラ部分ににじみ出てくる状態で動作不良が発生しますので、気付かないうちに漏れが進行しているケースがほとんどです。

漏れの箇所としては

カム（セレクト）ソレノイドのカプラ部分にミッションオイルが滲む
セレクトセンサの下部切り欠き部分にデュアロジックオイルが滲む
クラッチプッシュロッドのダストブーツ付近からデュアロジックオイルが滲む

など、数箇所の確認すべき部位があり、一部カバーを外さないと確認が困難な場所もあります。
また、バルブユニットの内部オイルシールが劣化していると、適正な圧力で変速動作が出来ないため、外部オイル漏れが発生しなくても変速不良が起きます。ポンプのモーター動作音が頻繁に聞こえるようになったり、動作時間が長くなると、内部オイルリークにより油圧が上昇しにくい状態になっている可能性があります。そうなると要注意で、やがてギア抜けなどの症状が発生し始める可能性が高いと考えられます。

診断と作業内容

テスターによる診断結果からは、オイル漏れによるトラブルなのか？複数あるソレノイド自体の異常かどうか？までは見極められませんので、上記OHを行う際は「目視により漏れの有無を確認すること」が前提となります。オーナー様は一定量のオイルが外部に漏れ出さない限り、症状が発生するまで気づかないケースがほとんどですので、気になる方はご来店頂ければ、無料でデュアロジックの外部オイル漏れ診断をさせて頂きます。お気軽にご相談下さい。

明らかな動作不良やオイル漏れが見つかった場合は、オーバーホールで対応できるものかどうかを診断します。
症状や、オイル漏れの状態、走行距離と整備履歴、お客様のご予算や今後乗り続けられるご予定（お気持ち）などをお聞きした上でオーバーホールの内容を決めます。
オーバーホールの概要は以下のとおりです。

「メカニカルユニット　オーバーホール」
内部のオイルシール類を日本製のパーツを用いて交換・改良し、ソレノイドの回復作業を行います。

「バルブユニット　オーバーホール」
ピストンなどの内部部品を全て分解し、シール類を日本製のパーツに置き換えます。

「ポンプユニット　オーバーホール」
モーターのブラシ、ベアリング、シールを交換し、ポンプ本体は洗浄します。

フィアットのデュアロジックシステム、ポンプユニットをオーバーホールで修理代をおさえて直すならピッコロカーズ

同時作業がおすすめの予防整備など

クラッチフォークレバー交換

クラッチフォークレバーのプッシュロッドが当たる部分の摩耗が進行すると、クラッチの動作状況を車体側が正確に読み取れなくなる状態が発生します。

サーモスタット交換

変速システムとは別物ですが、純正のサーモスタットでヒーター側の分岐プラグがプラスチック製のものは、走行中に部品が損傷し、冷却水漏れを起こす事例が多いです。破損すると一気に冷却水が漏れて走行不能となりますので、対策品への交換をおすすめしております。
デュアロジックユニットの付近にある部品ですので、効率的に交換作業を行うことが出来ます。

遠方のお客様もご相談下さい

以上の様に、オイル漏れに起因するデュアロジックの動作不良を安価に解決することができますので、全国のデュアロジック搭載車オーナー様のお役に立ちたいと考えております。事実、遠方より多数のお客様からお問い合わせを頂いております。
陸送費を含めても、コストパフォーマンスが発揮できるケースも多々ございますので、是非ご相談下さい。

ご入庫について

自走でのご入庫は、原則としてお控え頂いております。
変速不良の症状が発生している車両はもちろん、症状は無くオイル漏れが発生している状態の車両も、走行中にシフトエラーが突然発生する可能性があります。大変危険ですし、リカバリーするには停止してエンジンを再始動させなければいけない事がほとんどですので、お客様の安全のためにも、ご入庫はロードサービス等のご利用を推奨しております。
JAFや、ご加入の任意保険のロードサービス等が当店までの車両搬送に対応しているかどうかご確認してみて下さい。
ご利用頂けるロードサービスがない場合は、当店で有料ロードサービスの見積もり、手配代行も可能ですのでご相談下さい。

お支払いについて

お支払いはご納車時に現金でのご入金が基本となりますが、各種カードや整備ローン（金利9.0%）もお取り扱いしておりますのでご相談下さい。

整備業者様へ

デュアロジックユニット単体オーバーホールについて

取り外したデュアロジックASSYを部品配送して頂き、O/H後に返送する事も可能です。
詳しくは以下をクリックしてご確認下さい。

部品配送によるO/Hについてはこちらをクリックして御覧下さい

最近では、整備業者様からのご相談も増えてまいりました。
当店だけでも、オーナー様より大変多くのお問い合わせを頂いておりますので、同業者様のお客様でも、困っておられる方は多数いらっしゃると思います。
また、当店から遠方のお客様にとって、いつも整備している整備工場で当メニューをご利用頂ける環境が出来ることが理想的ですし、より多くのお客様のお役に立てると思いますので、業者様も是非ご検討下さい。
その場合も、陸送による車両持込みをお願いするのが基本でございますが、以下の要件を満たした業者様には、取り外したデュアロジックユニットを送って頂き、オーバーホール後にご返送する形でもお受けすることが可能です。

（デュアロジック部品配送のご対応可能要件）

フィアット対応のテスターによるエラーコードの読み取り、診断が出来る環境であること
オイル漏れ箇所の確認をしていただくこと
症状のヒアリングが充分に出来ていること

⇒ご自身の責任で、症例がデュアロジックシステムのオイル漏れに起因するものであることを確定診断して頂けること

返送後のユニットを適正トルクで取り付ける事が出来ること
テスターを用いて、キャリブレーションの作業（クラッチのキスポイントとシフトのストロークの学習、正常値内での動作確認）が出来る環境であること

⇒確実な取付と、キャリブレーション作業をして頂けること

といった内容をご対応要件とさせて頂きます。

オーバーホール後のアッセンブリーを装着後に変速不良が発生し、原因がソレノイドやセンサーの不良だったというケースや、実際はデュアロジックユニット単体の問題でなく、ミッション、クラッチ側のトラブルだったというケースも出ておりますが、この様な診断ミスに起因する場合のサポートは出来かねます。
診断の確定や、脱着、キャリブレーション作業にご不安がある場合は、車両ごとご入庫頂くことをご検討下さい。

以上をご理解いただいた上で、ユニット単体での持ち込みオーバーホールをご希望の整備業者様には、上記の価格より、脱着工賃を差し引いた上で設定した業販対応をさせて頂きますので、お役立て頂けるようであれば、是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。

ご注意頂きたいポイント

デュアロジック搭載車の変速不良の症状の中でも、クラッチ本体側のフォーク変形・破損などのトラブルによる変速不良、フライホイールセンターベアリングの破損を原因とする変速不良のケースも多々ございます。
この場合は、テスターによるエラーコードや、症例により判断することとなり、デュアロジックユニットとは別の作業となりますので充分ご注意下さい。
当店のデュアロジックOHは「オイル漏れに起因する、圧力制御や電気的な動作不良」を改善するメニューであることをご理解下さい。